万年宅録初級編
一番初めはYAMAHAのQY8を購入してリズムやコードの打ち込みを覚えたのです。1996年。
妹のおさがりのMacでPerformerを使ってMIDIの打ち込みを覚えました。と、いっても簡単な設定のみ。いくつかのシンセサイザーを経てKORGのSGを繋いでいたのでほとんど手弾きで打ち込んでいました。デモテープの音源も作ったし、曲も何曲か作りました。自分の中にないものは出てこないということはこの段階でよくわかりました。Fostexの4chカセットMTRも一時期持っていて、ミキサーの基礎はこれで覚えた。インマイクがついている可愛いやつで、今の芸風(?)はこれで決まったのかもしれません。当時使っていた機材はほとんど壊れたか譲ったか。ミニコンポが壊れた時はどうしようかと思ったけれど、そこから再生機は導入していません。MacBookでCD聞く、から、いまやCDすら買うことがない。本当に音楽好きなのか?と訝しい。
バンド活動をあまりしなくなって、SGを里子に出したのでMIDIの手弾きでの打ち込みはできなくなったのですが、MacBook ProのGarageBandで多重録音が簡単にできちゃうことに感動!PerformerのデータはGarageBandに引き継がれて残っています。'19年の秋に久しぶりにドラムの打ち込みをしてみたら、まぁできましたけれど正解かどうかが分からない。
ここ数年、楽譜を書くという必要も出てきて
を導入。やたら便利でまだ有料の有名なソフトが必要な局面までは至っていない。
現在の曲の作り方はなんとなく決まってきて、
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手書きでざっとメロディーとコードを書く
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どんな楽器を入れたいかもだいたい決めちゃう
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ピアノのアレンジを決めながらMuseScoreに手打ちで書き込む(ここがつらい)
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iPadで
apps.apple.comを使ってMIDIキーボードにして打ち込む場合もあるにはある
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他の楽器も書き込みながらGarageBandで録音も始める(飽きちゃうから)
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そこそこできたら必要なテイクを選んで
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ミックスして(これもよく分からない。音量とリバーブいじるくらい)
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できあがり
賢明な皆様はすでにご推察の通り、無料のソフトばかりです。いや、すごく便利でびっくりします。
MuseScoreのすごいところ
他にほとんど楽譜作成ソフトを使ったことがないので比較ができないのだが、
- 手書きよりきれいに書けるし、
- MIDI音源が鳴るので間違いもすぐに発見できるし、
- 楽譜上でアレンジ可能だし、
- 私が書きたい指示は書けなかったことがないし、
- 音量やスラー、スタッカートなどがMIDIに反映されるし、
- パート譜も作れて、そちらで変更しても総譜に反映されるし、
- PDFでエキスポートしてDropboxに突っ込めば持ち歩きも可能
MuseScoreのつらいところ
- ヘルプは充実しているが、探し当てるのに時間がかかる場合がある
- PDFインポートは今の所ありがたみは感じていない(地味に打ち込んだ方が早いレベル)(ただし、本気で必要だったことがまだない)
Piascoreのすごいところ
- 書き込みできる。色ペンが選べて紙の譜面と同じ対応ができる
- 特に指番号(実によく書き込む)は「スタンプ」を使ってさくっと書き込める
- Dropboxからの読み込みコマンドがある
- Kindleからの移行だったのだが、めくりが早い(気がする)
Piascoreのつらいところ
今日は1曲アレンジから録音、ミックスまでやり遂げた記念に自分の宅録を振り返ってみた。GrageBandで用意されているループを未だ使ったことがないので今年の目標としては1回くらい使ってみようかと思う。そろそろ初級を脱して中級へ上がりたいものだ。