入院

午前、入院のため母に付き添ってもらい大学病院へ。入院受付の書類を提出したり、薬を預けたりする。入退院がごった返しているらしく少し待つ。中年くらいの人は付き添い一人くらいで待っているが、高齢の方には付き添いも2、3人。もっとたくさん心配そうについて来ているお家などあり様々。
職場のNさんがちょうど別件で来ていてロビーで落ち合い、励まされる。

看護助手さんが迎えに来てくれて9Fの眼科病棟へ。一緒に入院したのは岩手から来ているという5歳の女の子とお母さん。

4人部屋に案内され、荷物の整理を終え、体温測定、血圧測定、入院生活の説明と身の回りの事の問診。入院患者には薄いプラスチックのリストバンド。バーコードと患者番号つき。

12:00昼食。母は帰宅。

食後、薬剤師から投薬の説明。ステロイドの点滴、大量だけれど、ばっちり効くし、大丈夫です、との事。最初に医師から「ステロイドの点滴します」と言われてから「へぇ(突発性難聴と一緒だなぁ)」などとぼんやり考えるだけで「危ないからしたくないワ!」とは思っていなかった。が、先生たち、看護士さんたち、薬剤師さんの話し方から「ステロイドって評判悪いんだろうなー」と言う事が感じられた。神経の炎症にはいかに有効か、きちんと管理すれば副作用も少ない事、何回も説明を受ける。副作用は血糖値の上昇、血圧上昇、免疫の低下、骨粗鬆症。メインがこの4点で、まれにその他。(もらった説明書には確かにいろいろ。)

ちょっとした風邪でも、ほんの少し指先を傷つけただけでも体は不自由でしばらくはいつも通り生活できない。こういう経験は誰にでもある。自分の判断で乗り切れる事も沢山あるけれど、専門家を私は信用しているし、この病気を私は治したいと思っている。医師が選んだ方法を私も選んで今日から治すぞ!

「あ、宮崎さん、今日からおやつは禁止です。血糖値が上がりやすくなるので。」
「はい。普段食べないから大丈夫だと思います。」
これが、意外に駄目といわれると欲しくなってくるのは数日後。

午後、早速点滴。3日続けて使える点滴パーツ(?)を左腕につけてから、投薬。針を刺すとき先生が「ん!いい血管!」と言ってくれたのが思いのほか嬉しい。何でもほめられると嬉しいものです。


冷たいですー。キンキンに冷えてますー。

ラジオなど聞きながら3時間半ほどで終了。

18:00血糖値を測って(100ちょっと)から夕食。
やる事なく、かといってうろうろも出来ず歯磨きなど。

他は目薬が1日6回(6:00,8:00,9:00,13:00,15:00,21:00)。副作用を抑える内服薬が朝食後と寝る前。

21:00消灯。朝までぐっすり。