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取り敢えず、Merry Christmas!
ひょんな事からPEACE BOATに乗って２週間の旅に出る事になった。主な用事は船内でのライブ。
某バンドのトラ*1で鍵盤を弾くのだ。
大きな荷物を抱えて晴海埠頭まで移動する私を心配して母が前日にタクシーを手配してくれた。
晴海まで乗って行けと言われたが折しも２５日、渋滞にはまってなどいられるはずがない。丁重にお断りしたかったのだが、磯子駅まで乗って行くことにする。
朝、タクシーに乗り込むと運転手、「うちの娘は一人でメキシコに旅行に行っていて、今日、帰ってくる」とのこと。
新橋駅からもタクシーを使って移動。ま、いいか。運転手、「晴海は展示場が無くなって以来めっきり行く客が減った」とのこと。ゴミ処理場が出来たのでゴミ収集車が多い。横浜に引っ越して１０年以上、未だにゴミ収集車といえば、東京の車を思い浮かべてしまうので横浜の車両に違和感がある。ほっとするなぁ。
晴海埠頭のロビーでPHSがない事に気付く。落としたようだが、一体どこに？*2
このピースボートに入れ違いで乗る友人（先輩と言うべきか）桃井和馬に会う。
最後の方でチェックインしてすぐに部屋に案内される。船は移動するホテル、なんでしょうなぁ。船に乗る、という手続きと飛行機に乗る手続きはやはりそっくりだ。部屋は７階。メンバーは全員別の部屋であった。窓アリ、シャワー付き。
今後ずっと溜まり続ける事になるヘミングウェイバーにて取り敢えず、ビール（といってもアサヒ本生）すこしくさくてあまり好きではないのだが、選択の余地はない。働いている人はインドネシア人が多い。バリ島にいるみたいだ。
11:30「出港式」
デッキに沢山の人。埠頭にも沢山の人。色とりどりの紙テープ。シャンパンが配られる。ほとんどの人は３ヶ月の旅に出るのだ。誰かが舳先でジャンベを叩いている。風の強い埠頭で紙テープを投げるのはとても難しい事だと分かった。汽笛が鳴って出航。二つある食堂のうち大きい方で昼食。ビュッフェ。サラダ、パスタ、お粥（誘惑には勝てない）魚のフライなど。いたって普通のごはん。
船内生活のオリエンテーションや、水先案内人（本物ではない。船内でイベントを行う人達の事）の顔合わせ、夕食（マーボ丼、中華スープ）、部屋を作る。（満足）晴海出航記念飲み会の打ち合わせ。
22:00「飲まNIGHIT!!」
（だんだん慣れてくるのでこういうネーミングがイイと思えてくる。分かりやすい）スポーツバー（前出のヘミングウェイバー、デッキのプールサイドにサンシャインバー、と３つのバーがある！！）で飲み会の合間にミニライブ。船内の電圧が地上と少し違う所為なのか、キーボードのチューニングが変わっている。ギターのチューナーを使ってチューニング。皆の者！船上で電子楽器を使う際には要注意じゃ。おそらくターンテーブルも早さが変わるんじゃないか？ 生ビールをたっぷり飲む。たーのしー。
甲板に出て星を見る。風が強い。飛ばされて落ちたら死ぬ、と心に留めておく。
