自宅療養

体温36℃前半。
6:00起床
ラジオを聞いたり、少しテレビを見たり。
午後から近所の公園まで散歩。ほんの30分だが、ゆっくりしかまだ足が動かない。
病院の中で生活していると、私以上に弱った人が沢山いるので廊下などたとえ元気があってもすたすたは歩けない。そーっと歩く癖がついていたみたい。
自宅療養中なのを自覚する為にもパジャマで過ごす。

看護助手さんについて

看護士さんが大変な仕事なのは良くわかるが、看護助手さんも大変で、また、なければ到底病棟は回らないだろうな、と入院してみて分かった事。看護士さんでないとできない仕事以外全部任されていると言ってもいいくらい。入院する患者に病棟の案内、病棟から出られない患者さんのお使いから、外来まで1人で検査にいけない方の送迎。(眼科でも車いすの方とか沢山いる。)シャワーの介助や、シャンプーの手伝い。テーブルとベッドの上の清掃。(床は別業者、布団交換も別業者、テレビ台も別業者。それ以外という事みたい。)看護士さんが25人ほどで3交代。看護助手は平日のみ8:30-16:30だが、ほんの3人。職種が違うとはいえ、一日中駆け回って仕事していた。ほんとにお世話になりました。

退院!!

雨。体温36℃前半。朝までぐっすり。
6:00起床。採血。コーヒー飲もうと自動販売機までいくが、小銭がなかった。
8:00朝食、診察。
「食欲はどうですか?」
「はい、よく食べています。」
「薬の副作用で、食欲は増進しますから、食べ過ぎないように気をつけてください。」
あらら。どうりでもりもり食べられる訳だ。もとから食はいい方なので、体重計に乗りつつ管理しないと。
荷物を詰める。
看護士さんより次回外来までの過ごし方について説明。入院しているのと同じように生活する事。まだ仕事へは行けない。人ごみに行かない。免疫が下がっている事を忘れずに感染症に気をつけなくてはいけない。
目薬が1日6回から4回に減る。内服薬はまだ減らない。
10:00退院!お世話になりました!同室の方も皆さん良い方達ばかりで、お互いに励まし合えて本当に助かりました。皆さんもお大事に。
タクシーで帰宅。

入院したときは全部ぼやけていた視界が、大きな文字が自然に読めるくらいに。球体を覗き込んでいる様子なのは少しずつ改善している感触。

荷物の整理などしてぼけっとすごす。はぁー、とりあえずうちに帰って来れた。2、3週間と言われていたのだから、最短コースで帰ってこられたのだ。

見舞いの手紙や、お菓子などが届いていた。みなさんありがとう。

入院14日目

夜は少しの間寝付けなかったが、まぁほんの少々。
曇のち雨。体温36℃前半。
6:00起床、電話、コーヒーなど。
8:00朝食、診察、回診。「明日、退院ですね。」「はい!」
12:00昼食。外来に降りて視力検査やぶどう膜の検査など。水たまりはほとんどなくなっているとの事。
午後は落語聞いて過ごす。
21:00消灯

入院13日目

消灯後、またほとんどすぐ眠る。朝までぐっすり。
6:00起床。体温36℃前半。缶コーヒーを飲んだり、ラジオ聞いたり。
担当医の診察で「このままなにもなければ金曜日(11月11日)退院です。」と告げられる。
嬉しすぎて母に電話。妹や友人にメール。
午後、mが見舞いにきてくれる。10Fレストランでお茶。
退院時の会計の手順の説明を受けたり、区役所でとってくる必要書類について教えてもらったり、にわかにぱたぱたする。

入院12日目

曇。
寝付き悪い……、と思いながらまぁ、よく寝てました。
6:00起床
朝の血糖値測定がなくなる。たいした痛みではないが、指先をぱちっとして血を出すのがなくなるとそれも心が軽い。体温36℃前半、3食完食。
診察、回診。血糖値の測定がなくなったので、「おやつを食べてもいいという事ですか?」と聞いたら、「そういう事ではありません。引き続き血糖はあがりやすいので控えていてください。」との事。はーい。
9:30耳鼻科で聴力検査。原田病は聞こえずらさも併発する事があるから、だそうだが、結果は異常なし。「ステロイド治療してますからね、たとえ当初聞こえが悪くなっていたとしても、今は改善していると思います。」確かに。これは耳鼻科が混んでいて今日まで検査できなかった為。以前、耳鳴りを何回かやった事があるのだが、入院当日くらいは耳鳴りの前兆である「耳のつまり感」が少しあった事を話す。ともかく、聞こえの方は問題なし。
午後、母が着替えを持って来る。友人が見舞いにくる。10Fのレストランでお茶など。カセットコーダー持ってきてもらったので落語のテープ聴く。く、苦しい。(笑いをこらえながら)