のだめカンタービレ(12) (KC KISS)

まぁ、これまた今更なのだが勢いに乗って一気読み。がははと笑って読み終わって「ピアノ練習するかな」と思えるのだ。少女マンガを読むのにかっこいい男子が出てこなくては話にならぬが,千秋先輩の細っこさとボサ髪と怒りっぽくて自信家で努力家で(以下略)もう言う事なしですわ。お話は、どこか天然な彼を追いかけるのではなくて,そんな彼がのだめに振り回されているというのが気持ちのよいところなのでしょう。のだめの視点で千秋先輩を見ていたら、のだめが面白い子で居られなくなってしまう。千秋先輩をああいう風に振り回せるのだめになりたい!そんな風にお話にうっとり出来るものね。

それにしても、ラフマニノフの2番はイイね!

家守綺譚梨木香歩

一気読みするのがもったいなくて眠る前にちびちび読んだ。同級生高堂が狂言回しを演じているのだが,この高堂,どういう訳か木原敏江摩利と新吾」の摩利にビジュアル化されてしまう。

あ、名字が似ているんだ。(高堂≒鷹塔)きれいな話なので,ささくれている人にお勧め。